ラベル・包装製造メーカーが海外に有する生産拠点のうち、米国、イギリス、イタリア、オランダ、ドイツ、フランス、ベトナムの7サイトについて、環境・労働安全衛生コンプライアンスアセスメントを実施しました。アセスメントにあたっては、弊社の有する海外ネットワークに属する現地コンサルタントとの協力・連携体制を構築いたしました。具体的には、事前にアセスメント項目を設定し、現地コンサルタントによるサイト訪問・アセスメント、アセスメント結果要約報告書（日本語版および英語版）の作成をおこないました。アセスメントの対象トピックは、環境管理一般、大気排出、水・排水、廃棄物、化学物質・有害物質、火災安全、安全衛生管理一般、技術安全、緊急時対応、産業衛生であり、環境・労働安全衛生の主なトピックを網羅的に含むものでした。こうしたアセスメントは、各国に存在するコンサルタントの技能・資質レベルの差異等により、各サイトに対する最終レポートの質がまちまちになるケースが多いと思われます。弊社の提供するサービスでは、現地コンサルタントのサイト訪問およびその結果報告をもとにしつつ、同一の社内グループが7サイトすべてに対する最終報告書の作成・クオリティーチェックをおこなうため、アセスメントの質および内容に整合性のある最終報告書の提出が可能となりました。