近年、人的資本経営への関心が世界的に高まっています。人的資本とは、従業員の知識、スキル、能力、経験、健康状態など、企業の価値創造に貢献する従業員に関連するすべての要素を指します。従業員を「資本」と捉え、その価値を最大限に引き出すことが、企業の持続的な成長には不可欠であるという考え方です。

この背景には、社会の変化や技術革新の加速、SDGsへの意識の高まりなど、さまざまな要因が挙げられます。特に、COVID-19のパンデミックは、従業員の健康と安全確保の重要性を改めて浮き彫りにしました。

欧米企業では、人的資本経営の一環として、従業員の健康と安全に配慮した職場環境づくりや、従業員のエンゲージメントを高めるための取り組みなどが積極的に行われています。

また、人的資本経営の重要性が高まる中、国内だけでなく、海外拠点を含めた労働安全衛生管理体制の強化が求められています。特に、欧米の投資家からの投資を受ける際の due diligence プロセスでは、労働安全衛生管理体制が重視される傾向にあります。

グローバル基準に基づいた労働安全衛生管理体制を構築し、適切な KPI を設定することで、企業は従業員の健康と安全を確保し、企業価値向上に貢献することができます。

弊社プロファームジャパンでは、環境分野での取り組みと共に、2006年より due diligence 側、事業会社側双方へ労働安全衛生に関する支援業務を多数実施してきました。グローバル基準に基づいた管理体制の構築、KPI 設定、リスクアセスメントなど、豊富な経験と専門知識で企業の人的資本経営をサポートいたします。

当社のサービス:

• 労働安全衛生管理体制構築支援
• KPI 設定支援
• リスクアセスメント
• 教育・研修
• 緊急時対応計画策定
• 海外拠点の労働安全衛生管理支援

プロファームの取り組みのポイント

弊社では、日本国内外問わず、上流側の戦略構築から現場の実務まで、ワンストップでサポートできることが強みです。お客様の課題やニーズに合わせて、最適なソリューションを提供することで、人的資本経営の成功に貢献します。

具体的には、以下の3つのポイントを通じて、企業価値向上に貢献します。

1. 従業員のエンゲージメント・生産性向上: 安全で健康的な職場環境を構築することで、従業員のエンゲージメントを高め、生産性向上に繋げます。
2. リスク低減: 事故や疾病のリスクを最小限に抑えることで、企業の損失を防止し、安定的な事業運営を支援します。
3. 投資家からの信頼獲得: グローバル基準を満たした労働安全衛生管理体制を構築することで、投資家からの信頼を獲得し、資金調達を円滑化します。

労働安全衛生管理に関するお悩みは、お気軽にお問い合わせください。