FAQ質問と回答
EHSSとは何ですか?どのような活動が含まれますか?
EHSとは、環境(Environment)・健康・衛生(Health)・安全(Safety)を一体的にマネジメントしていく活動のことを意味します。HSE, ESHまたはサステナビリティ(Sustainability)を加えてEHSSと呼ばれることもあります。
環境(E)は、廃棄物や排水の処理、環境法規制への対応などの体系的なアプローチが含まれます。
健康・衛生(H)は、作業環境および作業の管理、健康診断等を含む従業員の健康管理活動、安全(S)は、労働災害の防止および処置のため、作業環境の整備、作業機械・用具等の点検、作業工程・手順の改善、保護具の着用、安全教育などが含まれます。
サステナビリティ(S)には、二酸化炭素排出量の管理・削減、水使用量の管理などの環境パフォーマンスの管理及び関連した情報開示活動などが含まれます。
企業にとってEHSS活動はどうして重要なのですか?
多くのグローバル企業では、自社のサイトおよび調達先に対して定期的にEHSSの順法監査を実施し、現地の規制・法的要求事項の遵守状況を確認しています。また、海外で事業を展開している国内企業も拠点を構える国の法令を遵守して企業活動をする必要があります。
環境保全と従業員および地域社会の安全衛生向上に対する取り組みは、CSR(企業の社会的責任)の観点からも、今後ますます企業に求められてくるでしょう。
プロファームジャパンの環境・労働安全衛生サービスは、クライアント企業の活動が環境に与える影響の分析や、従業員のみなさまの健康・安全管理を支援し、企業活動の継続性や従業員のみなさまが安心して働ける環境づくりをサポートいたします。
お気軽にお問い合わせください。
社内のリソースが限られており、EHSS関連の手順書作成や教育訓練に手が回りません。
中小企業に限らず、グローバル企業においてもコスト削減やシニア担当者の退職等によりEHSS関連のリソース不足の問題を抱えている企業が少なくないのが現状です。
プロファームジャパンは、国内及び海外における環境労働安全衛生法規制へのコンプライアンス状況に関する調査の実施、作業手順書作成、安全衛生教育の実施など、クライアント企業を支援する様々なサービスを提供しております。
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ISO 14001 及びISO 45001を取得することにはどんなメリットがありますか?
ISO 45001は労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格で、既に存在していたOHSAS 18001などの規格・標準をベースに開発され、2018年3月に発行されました。
また、ISO 14001という環境マネジメントシステムの国際規格があります。
この2つのISO規格は、統一された用語・定義に従って作成されているため、統合的なシステム構築と運用が容易になっています。
すでにISO 14001の認証をお持ちの企業がISO 45001を取得し、EHSの統合マネジメントシステムを構築することで、環境労働安全衛生活動の効率化とコスト削減、顧客・ステークホルダーへの信頼性向上などが期待できます。
また、ISO45001の労働安全衛生マネジメントシステムの基本はPDCAにありますので、課題や問題を効率的に把握し、迅速で効果的な対応・防止策の実施が可能になります。
プロファームジャパンの環境・労働安全衛生サービスは、クライアント企業のISO認証の取得から、企業に合った統合マネジメントシステムの構築までサポートいたします。
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環境・労働安全衛生への対応が不十分な場合、どのようなリスクがありますか?
環境・労働安全衛生への対応が不十分だった場合、下記4つのリスクがあります。
- 環境汚染・環境破壊リスク: 実際に企業の活動が自然環境に悪影響を及ぼすリスク
- リーガルリスク: 法律違反のリスク
- マーケットリスク: 特にヨーロッパを中心とした、サステナビリティや環境変化の問題に取り組まない企業の物やサービスが売れなくなってしまうリスク
- レピューテーションリスク: 企業ブランド価値が毀損するリスク
プロファームジャパンは、これらのリスクを積極的に管理するために、社内でのEHSコンプライアンス管理の確認支援・国内及びアジア諸国における環境法規制へのコンプライアンス状況に関する調査の実施、サプライチェーンにおけるコンプライアンス状況に関する調査を実施しております。
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