ISO TC 207 総会 2017 ―カナダ(2017年6月6日~16日)

ISO TC 207 総会 2017 ―カナダ(2017年6月6日~16日)

今年も、ISO TC 207 総会に参加しました。場所は、日本から約15時間程度かかるカナダ ハリファックスというところでした。今年より新たに SC7/WG10(climate finance: 気候変動ファイナンス)グループの日本エキスパートとしての活動が TC 207/WG 8 (Material Flow Cost Accounting) に加わりました。

1. Climate Finance に係る国際規格(ISO 14097)とは
世界的な「2℃目標」の実現に向けた資本市場の関心の高まりを反映し、現在多くの国際的なイニシアチブが作られています。
また、欧米諸国を中心に、投資家団体の活動や情報開示を求める動きが拡大しているほか、ダイベストメント(投資引き揚げ)やエンゲージメント(投資先企業への働きかけ)が活発化している現状もあり、お金の流れから環境への貢献を推進する動きが活発化してきています。

このような状況で多くのイニシアチブの気候変動問題に対応したファイナンス関連の様々な動向に以下の要素の統一を主な目的とした規格の策定必要性が謳われ、パリ協定が批准されたフランスにある規格協会(AFNOR)よりこの規格の提案が実施されました。まずは、何を具体的に規格化するのかこの点がカナダでの議論の焦点となりました。議論結果の詳細は、弊社にて事務局を務めるMFCAフォーラムの2017年6月29日のセミナーにてお話しする予定です。以下は、会議の一コマです。
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カーボンディスクロージャープロジェクト(CDP)などからも代表者が出席し、活発な議論がありました。

2. MFCA の新たな国際規格 (ISO 14053)の議論がスタート
コスト削減と環境負荷の低減を同時達成するマテリアルフローコスト会計の3つ目の規格 中小企業向けMFCA活用ガイダンスの議論もカナダで始まりました。こちらも、まずは骨組みの議論から開始し、中小企業にとっても実行しやすい手法の国際的なスタンダードを定めるための活発な議論が展開されました。下は、最後の総会でのMFCAの議論結果の写真になります。

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